永代経法要スタート/初日

今日もいい天気。
しかし、朝晩はそれなりに冷えてきました。
朝、布団から出るのがだんだん辛くなって来る今日この頃・・・・。
とはいうものの11月だというのに暖房もいらないほどの陽気です。

初日のお経は『仏説 無量寿経』いわゆる「大経」でした。
このお経は上下巻あり、阿弥陀如来の菩薩時代の話や、その菩薩がたてた覚り(四十八願)などがよまれます。
これは真宗の”要”の教えがぎっしり詰まったお経です。

今回の法話は長崎教区第二組、真光寺(雪の浦)住職 武宮 勲師です。

 永代経法要の意味、そして「私たちが亡き人を縁として法要や葬儀などを行い、お経(=法)にあうということは、後に続く人たち迷いや苦しみを超えていってほしいというお釈迦さまや阿弥陀如来のメッセージを伝えるということです。この大切な”法”を先祖から受け継ぎ、そして私たちは後へと続く道をつくるんです」ととつとつと、ゆったりとお話されました。

明日の日中のお経は『仏説 観無量寿経』です。

<時間>
日中:10時より
逮夜:19時30分より

※日中参詣できない方は逮夜での参詣をお待ちしています。なお、逮夜にはお経はあがりませんのでご注意ください。(正信偈、和讃です)


『浄土三部経』が聞けるのは、この永代経法要だけです。
どなたでも気軽にご参詣ください。


講上がり



毎年恒例の『講上がり』の時期になりました。
ことしもやはり去年とおなじで、この時期にしては暖かい日でした。
毎年同じように写真を撮ったりするでしょうが、おそらく人以外は同じような風景なのでしょう。

萬行寺には各地区に「相続講」と呼ばれるグループが門徒によって構成されています。
その各地区の講の責任役員のことを講頭(こうがしら)と呼んでいます。その講頭と門徒が今日は集いました。
その相続講とよばれるグループは、それぞれが毎月の聞法会、年に一回の御文を読む会、報恩講などの寄り合いを行い、先祖代々念仏相続をしてきました。
「講」とは集まり。集いのことで、蓮如上人の時代に各地で始まった真宗の肝要としてはじまった伝統です。

 蓮如上人は、「寄り合い談合せよ」と門徒に教化されました。寄り合ってお互いが本尊を中心に仏法を語り合うことによって仏法の見聞を広め、それぞれが自覚的な真宗門徒として育つことを薦められました。
 また、地域ぐるみで葬儀や法要などの仏事を行ったり、各地域とのお寺の参り合いなどに発展し地域の活性化や交流も盛んに行われるようになりました。

蓮如上人の功績は「一文不知のともがら」とよばれた、差別や偏見や様々な悲しみ悩みを抱え底辺で苦悩する当時の門徒に「講」を公開することによって、仏法を慶ぶ仲間同士がお互いを教化しあい、悲喜共同しあうことによって、真宗を再興されたといわれています。

 現在は「寄り合い談合」という言葉はいい意味でとられませんが、本来はサロンの意味合いをもっていました。蓮如上人の時代にも、この相続講の中から強大な力を持った門徒衆たちが自由自治のコミューンをつくって一揆をおこしたり、さまざまな問題を興したことも歴史的にはあったと伝えられています。
 その沈静化のために、蓮如上人が自ら講中の門徒に行ないを慎むよう戒める厳しい内容の御文を書くほど力をもった講も中にはありました。
そうなってくると、話は別になって来ますが、逆に言えばそれほど相続講が真宗の歴史、親鸞聖人の教えをささえ続けてきたともいえるのではないでしょうか。


 今日は萬行寺の一年間の最後の決算日にあたり、この日はすべての相続講の人たちがお寺に集う日です。いわば宗祖親鸞聖人報恩講の「お待ち受け法座」のようなもので、これを皮切りに各地域での報恩講が行われていきます。
この日は元来、日並と呼ばれる地区の報恩講の日になっていましたが、本廟での報恩講との兼ね合いもあり、5・6年前から「講上がり」として勤まってきました。









今日の法話は、報恩講が勤まるにあたっての心得として、我々は得手に仏法を聞いていないだろうか、「自分のものさしで問うのではなく、自分のものさしを問う」ということを中心に話がありました。

<メモ>
自分の力で理解しようとするから解らなくなる。
素直に聞く、言われたことを言われたとおりに聞く。
聞法とは自我が破れること。=無明の闇を破する。
得手に仏法を聞くと、いくら努力したとしても、その努力の方法が間違ってしまうことがある。
蓮如上人は「一度の違いが一期の違い」になるといわれている。
仏法を聞いて「難しい」と思うのは、先入観、自分の勘違いした思いで仏法を聞いている。
自分のものさしで仏法を聞いている。これは素直に聞けていないということ。






台所では食事の準備が大あらわ。しかし慣れたもので、手際よく進められています。




<今日の料理>

煮付け
天ぷら・フライ(南瓜、茄子、芋、蒟蒻)
おむすび
卵焼(出汁巻き)
大根の酢の物
みそ汁
漬け物、たくあん



精進料理。
食べ過ぎ、カロリーの摂り過ぎは体に良くありません。
おまけにカロリーの高い食事は食器を洗う時に洗剤が多めにいるので、環境的にもよくありませんね。
運動量に見合ったものを適度な量、残さず食べることは環境にも体にもいいですね。
最近、ロハス(禅)が流行っているそうですが、精進料理はまさにその代表的なものでしょう。
みなさんもたまには精進はいかがですか?

いつもおいしい料理ありがとうございます。




                         DAISETU/大攝

帰敬式受式者のつどい in 萬行寺



今日は本堂に50人ほどの帰敬式受式者が集まりました。
全受式者が112名ですから、その半分近くが集いに参加したことになります。
普段お寺に足を運ぶことのなかった方も中にはいて、慣れないのでしょうか、緊張した面持ちの人もいました。
いつもの法要の時のような雰囲気とは違い、緊張感があっていい集いでした。







受式者一人一人に法名の読み方、その出典(無量寿経)の頁と言葉を書いたものを渡しました。
なかには、肩衣(かたぎぬ)の掛け方や、何の時に掛けるのかなどの質問もありました。
また、ある人は何度も法名の意味を「わからん、わからん」といって訊ねてくる人もいました。
しかし、ローマは一日にしてならず、一回聞いてすぐに解るということは、そうそうありません。
聞けば聞くほど深みがあるのが仏法というものなのでしょう、少しずつ少しずつその法名の意味をそれぞれの人生の中で噛み締めながら、味わいながら学んでいくキッカケ、ご縁にして欲しいと思います。
法名にまでなってまで、私たち一人一人に「真実に生きよ」と呼びかけられている仏の願いは、わたしたち一人一人にとって人生をかけて果していかなければならない人生の根本的課題でもあるのでしょう。

 この会の最後に集まった方々から一言の感想文を書いていただきました。
どの感想も法名をいただいたことを嬉しく思っている様子がよく伝わってくるものでした。
それを読むとかえって見の引き締まる思いがしました。

 後ほど、寺報『徳風』で報告として、何らかの形で内容を掲載しようかとおもっています。
どうぞ、お楽しみに。

法要案内更新

早いものでもう月末です。
また更新のラッシュです。
今回は永代経法要の更新をしました。
それから、法座の記録も一部更新(ほんのちょっとだけね)
報恩講も新しくはしてみましたが、まだまだ改良の余地ありです。

ちなみに10月21日のブログのアクセス数が81と過去最高をマークしました。拍手
一ヶ月の平均アクセス数は約12〜3程度ですから、それからするとすごい数です。
どうしたものでしょうかね。
嬉しくもありますが、ある意味コワイです。

          Daisestu/大攝

秋期 彼岸会 (しゅうきひがんえ)

無事に終わりました。
明日はいよいよ「帰敬式」です。

参詣人

後堂

くつ











その後は帰敬式の準備。受式者名の確認。
準備

準備2

あしたから法要です

萬行寺は各月に法要を行っています。
明日からは、「作上がり法要」です。






これは、「作物が出来上がったので、時間も出来たしようやくお寺に行けるようになった」だからお寺に行こう。という昔の習慣から来ているようです。
いまは農地改革で農家といわれる家庭が減り、「作上がり」という言葉をきいてもピンと来ませんが、昔は農家が多かったことと、楽しみといってもどれほどあったかは判りませんが、昔は両彼岸とともに盛んだったようです。


               7月17  日中 am10時
                     逮夜 pm7時半
                
                18日  日中 am10時
           
           お話:住職 
                『正信偈のおはなし』

永代経法要中です!

昨日から『永代経法要』がつとまっています。
永代経は、『浄土三部経』が読授される法要です。
昨日の日中は無量寿経、今日の日中は観無量寿経がつとまりました。明日は阿弥陀経です。
昨日の日中の法話は住職。夜から最終日まで岡本英夫先生です。


ps:住職はただいまパキスタン旅行レポートを執筆中。しばらくお待ちください。



明日から永代経です。

12日には、『講上がり』の法座がつとまりました。
『講上がり』というのは、萬行寺には全部で15の地区に30以上の講があります。その地区ごとに毎年の報恩講・御文会や毎月の聞法会を行う組織として"講"というものが100年以上も前からあります。その講の一年間の信心の溝さらいをする報恩講として行う大切な行事です。

法話が終わったあとに御斎(おとき)をいただきます。御斎でいただく穀物、野菜などはすべて、各地区の講の方々がこの秋の収穫で採れたものをお寺に上げてくださったものです。

この日は11月だというのに、暖かい一日でした。


法話がすんだあと、皆さんと御斎をいただきました。


料理班のみなさん。いつもおいしいごちそうをありがとうございます。




あしたから3日間、「永代経法要」です。
「永代経法要」は、先達から代々お伝えいただいているお経
(浄土三部経)を読誦する大変重要な法要です。
どうぞどなたさまもお参りください。                                      大攝