おとなの寺子屋講座  もしもに備えて知っておきたい仏事 中陰編

おとなの寺子屋講座 葬儀 通夜 浄土真宗 中陰 仏事 家族葬 終活 枕勤め お布施 萬行寺 葬儀社 お経 正信偈 納骨 納骨堂 永代供養 永代経 ご本尊 阿弥陀如来 親鸞聖人 蓮如上人 初七日 二七日 満中陰 百か日 浄土真宗 真宗大谷派の仏事 追善の仏事 報恩の仏事17回目の「おとなの寺子屋講座」を行いました。

今回は、もしご家族が亡くなられた場合を想定し、枕つとめから順をおって行うことや準備すること柄や心得などを解説を交えながらお話ししています。知っていて損はしない講座です。

 

今回は七日勤め(中陰)編でした。  その一節を紹介します。

 

中陰とは

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  1. (2017年7月の第2回講座「迷信と正信」〜正しい仏教理解〜より抜粋)

  2. 1、インドでは輪廻転生が信じられ、人が生まれてから死ぬまで、そして新たな生に生まれ変わるまでの期間を四つに分けた『四有説』 とういうものがある。その中の次の生に生まれるまでの「 中有」 の期間が現在の日本人の七七日(四十九日まで)の仏事の由来とされている。
  3. 1、この生まれ変わるまでの期間である中有の期間のことが中国に渡り、その国の習俗である『祖霊信仰』と結びついた。そのことは『仏説地蔵発心因縁十王(十王経)』 という偽経に詳しく示されている。
  4.  当時の中国において、死者の霊魂が肉体を離れ、我々日本人が考えているような、いわゆる「あの世」のようなところに行くと考えられていた。そこで閻魔王に代表される冥界の十人の王たちによって、死者が生前につくった罪業の軽重を裁量し、その業報の結果として生まれていく生処を決めるのである。
  5. 2、その霊魂が七七日(四十九日)を経て、次の生に生まれ変わるまでの四十九日期間に行われる仏事を中陰といわれている。その時に生者の読経の声が審判官に届けば、死者の生前の罪が赦される。この追善仏事が中国に入って十三仏事となり、日本に至って三十三仏事/五十仏事へと展開して現在に至っている。そうして最終的には一つの家の先祖となると言われている。どの追善仏事もこの三十三仏事まで勤めることとなっている。真宗の門徒はこのことに迷わされないよう参考までに知っておく必要があるが、決してこのことに囚われたり、こだわってはならない。

 

春彼岸ご案内

暑さ寒さも彼岸まで、随分と暖かくなってきました。春のお彼岸の準備が整いました。今回は上記のテーマでお勤めします。どうぞ、お参りください」。

両度のご命日 〜ご案内〜

毎月25日 10:00〜12:00 法然上人・蓮如上人ご命日法座(おとなの寺子屋講座)

 〃  28日 10:00〜12:00 宗祖親鸞聖人ご命日法座

を行なっています。どなたでもお参りできますのでどうぞお参りください。

 

報恩講 結願(最終日)

ラストスパートは結構ハードです。昨日と連日で疲れもピークですが、これが最後だと思うと元気が出ます。

最終日は参詣者全員に御斎(おとき)が振る舞われ、全員で後片付けがあります。

最終日は七条袈裟をつけてお参りいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

式次第
<結願日中>10:00~12:00

  登高座

  嘆徳文
  文類正信偈  文類正信偈 行四句目下
  念仏讃    濁五三
  和讃     『三朝浄土の大師等』(三首引)
  廻向     願以此功徳
  御文     御俗抄
 

どうぞ、お参りください。

 

 

報恩講6日目 大逮夜 入楽

今夜は大逮夜です。『大逮夜(おおたいや)』は最後の逮夜勤めでご命日の前日の午後におつとめします。真宗本廟では11月27日の午後のお勤めがそれです。萬行寺では1月に勤めていますので実質上、1月27日の7:30からお勤めするタイヤがそれに当たります。今日の終了時間は21:30までとなっておりますのでご留意ください。

ご法中(お勤めされるお坊さんたち)がたくさん見えられ、雅楽も入って賑々しくお勤めがあがりまります。雅楽の演奏は長崎教区の声明会、『自然相和会(じねんそうわかい)』に毎年演奏をお願いしています。これまで雅楽が入ってのお勤めは12年以上は続けてきたでしょうかまだまだ認知度が低く御門徒には浸透していません。遅々たる歩みではありますがそれでもジリジリと参詣は増えつつある傾向にあります。もっと知っていただきたいとは思います。

雅楽と聞くと、日本の宮廷音楽というイメージもあるでしょうか。何か平安貴族の優雅な感じ。あるいは神社のイメージが強いようですが、インド伝来の仏教音楽が本来です。それも浄土の壮大なイメージを再現するのに最適な音楽であったことから好んで浄土の情景を表現する音楽として古来より好まれてきたという背景があります。

昨今ではテレビを見ると、神社などの儀式やお祭りなどで耳にする機会が多いのでお寺で雅楽と聞くとイメージがわかない人が多いのも事実です。そこで「雅楽は仏教伝来の音楽ですよ」というと、私の周りでは首をかしげる人がほとんどですが「正倉院」などの宝物殿に入っている雅楽の楽器はお寺の法要のために輸入されたものですよ」ということを言うと「ああ、確かに正倉院はお寺にありますものね」と言う答えが返ってきます。

「雅楽楽器」の画像検索結果右の写真は『笙(しょう)』といい、なんとも言えない音色の楽器で、和音を可奏でることができる不思議な楽器です。雅楽の世界観を表現する中で、あまり表に出る楽器ではないですが、なくてはならない一番の立役者だと思います。

雅楽はこの笙に依るところが大きいのではないでしょうか。吹いてもは吸っても音が出て常に音を鳴らし続けることができます。現代音楽で例えるならばシンセサイザー的な役割も果たします。素材は竹でできていて火鉢などで温めながら使用します。

 

 

 

「雅楽楽器」の画像検索結果次の楽器は『龍笛(りゅうてき)』といい、西洋の楽器でいえばフルートのような楽器です。もちろん木管楽器ですので柔らかい音色です。有名なところでいえば「牛若丸」こと源義経が京都の五条の橋の上で弁慶との出会った時の物語の中で義経が吹いていたものは篠笛と言われていますが、龍笛の名手でもあるとも聞いたことがあります。また『平家物語』多く登場する笛です。この笛の手入れは他の楽器に比べると比較的に扱いやすいのが特徴のようです。

 

 

 

「雅楽楽器」の画像検索結果
最後は『篳篥(ひちりき)』。この楽器は縦笛で盧舌(ろぜつ)といういわゆる「リード」がついてる笛です。盧舌はお茶などで湿らせて使い特徴的な音で三菅の中では一番小さいですが、その割には一番大きな音が出ます。リード楽器なので一番目立つ楽器でしょうか。
大まかですが最低この三管が揃っていなければ演奏にならないようです。
そのほかには
「雅楽楽器 かっこ」の画像検索結果
『鞨鼓(かっこ)』
「雅楽楽器 しょうこ」の画像検索結果鉦鼓(しょうこ)
「雅楽楽器 しょうこ」の画像検索結果
『楽太鼓』などがあります。
今晩の御法話は老院です。
27日は親鸞聖人が御遷化される前日ということで『お通夜』と言われています。そこでおやつとして少しばかりの赤飯やお茶などを出して歌などをうたってお楽しみを行います。

報恩講6日目 日中

ようやく終わりが見えて大詰めに迫ってきました。終わりとなると寂しいもので、もっと頑張ればよかったと後悔ばかりです。

さて、今日の日中(10:00〜12:00)のご法話は御法話は役僧の此松 純劫師。

 

今回のテーマ『聖人一流の御勧化』は親鸞聖人につながる浄土教の「一つの流れ」であるという見方もあります。

七高僧から親鸞聖人へ。親鸞聖人から私への流れがあります。その中にある私はその教えを誰からどのように受けとめて、これから誰にどのような形で伝えていこうとしているのか。このことが大事です。そこに私にまで伝わってきた教えがあるのでしょう。

 

 

 

報恩講 5日目

終盤に入りました。昨日が中日で大忙しでした。いよいよ明日の晩は大逮夜です。

報恩講の一番の立役者、厨房は毎日フル活動。いよいよ明日からラストスパート、怒涛の二日間に入ります。

したがって今日はそんな忙しい中でも谷間の一日。

昨晩と明日に比べると少しだけゆっくりです。

 

今回の報恩講のテーマ『聖人一流の御勧化』。親鸞聖人の一流を汲む浄土真宗とはどのような教えを説いてきたのか、その流れを汲む我々の先達はその教えをどのように受け取ってきたのかと尋ねていきたいと思います。

 

本日、日中のご法話は役僧の林田師。

 

逮夜は萬行寺衆徒(所属の僧分)の牛島師です。

 

 

 

 

報恩講 中逮夜 (4日目)

 

中日(ちゅうにち)の晩の座を中逮夜といいます。お芝居では中日(なかび)のソワレというのだそうです。本来の逮夜は午後の1時ごろや一時半ごろがですが、ここ萬行寺ではいつ頃この時間に勤まるようになったのかわかりませんが昔から7:30から勤まっています。お寺によって時間も勤め方も様々な工夫がされています。

萬行寺は全日程を一日二回(晨朝も合わせると3回)勤めています。

御伝鈔は、『本願寺聖人伝絵』(ほんがんじしょうにんでんね)と言われ、宗祖親鸞聖人の生涯をつづった絵巻物のことで、親鸞聖人の曾孫にあたる本願寺第3世の覚如上人の著作で上下巻からなる絵巻です。文章を『御伝鈔』(ごでんしょう)といい、絵巻を「御絵伝」(ごえでん)という。その絵伝は余間に掛け、『御伝鈔』を拝読する伝統があります。萬行寺では隔年ごとに上下巻を拝読しています。

 蝋燭と御伝鈔を載せた机が厳かな雰囲気で運ばれて来ます。これもいつの頃からか始まった伝統で、多くの人に協力してもらいながら勤めてきました。

毎年このようにしています。どうぞお参りください。

 

 

装束の裃をつけて運んできてもらいます。御門徒さんに手伝ってもらっています。

毎年の光景ですが、手伝っていただく門徒さんのセリフは一様に「遠山の金さんみたいだな」と言われます。今時こんな装束をつけることは滅多にないので帰って楽しいかと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今年の拝読者は役僧さんの三澤さんです。

今年は上巻が拝読されます。覚如上人はこの御伝鈔を  才で書かれました。とても格調が高く、親鸞聖人の行実がわかるのはこの御伝鈔も一つの手がかりになります。少々脚色されているところもあると聞いていますが、おおよそ当時の人々の聖人を慕う気持ちや考え、または生活の様子も垣間見られます。

古い文体で書かれていて、聞いただけでは分かりにくい言葉もありますが、雰囲気を十分に多能できるとてもいいお聖教です。

報恩講らしさを感じるにはこの御伝鈔が一番最適ではないかと思います。去年はスライドでタイトルを出したりと工夫をしました。しかし、格調高い御伝鈔を堪能するためにはまだ熟慮してだそうでということで例年の通りで行うことにしています。

どうぞ、お参りください。

 

御伝鈔拝読の次は「絵解き」も役僧の三澤師。

御伝鈔の絵伝を使っての絵解きがあります。

普段見ることのできない絵伝を見ることができるのはこの時だけです。