報恩講レポート/22日 いよいよ初日!


今日は一日雨。
きょうは寒い一日でしたが、乾燥した大地にはまさにめぐみの雨です。

昨日は大寒。予想どうりのさむさ。


日中の法話は住職。
逮夜から25日の日中までは岡本英夫師です。
26日の日中からは崎戸・報恩寺住職、益田 惠真師の法話です。
益田先が萬行寺の報恩講でお話しするのはじめてです。


日中のお勤めは
登高座伽陀、報恩講私記、文類正信偈・和讃、五濁。
いつもよりハイトーンなお勤めです。
「報恩講私記」は、一年に一度の報恩講の初日でしか見られないものです。

この日の日中は、いつもより長いお勤めです。

 今回は、はじめてお寺で顔をみる人の姿が多く見られました。
ある人は、大変よろこんで大谷声明集上を買って帰りました。
「またきます」といって帰った人もいました。
毎年皆勤賞のひともいます。


逮夜は、打って変わって少ない参詣でした。
夜の参詣は、昼間働いていたり、出る事の出来ない方や、主に若い人に開かれている法座です。どうぞ参詣ください。



初日に住職が読む「報恩講私記」とは、聖人に対する深い謝意が表明されている式文のことで、永仁(えいにん)二年(1294)、聖人の33回忌に本願寺三代覚如上人(かくにょしょうにん)によって撰述されたものです。

巻物になっていて、登高座といわれる金箔塗りの台の上で立ったり座ったりいろいろしているのがそれです。
なにかぼそぼそいっているだけで何のことかわからないでしょうが、住職が自らに向かって誓うということもあり、参詣者に聞こえるようにはなっていません。
これは、報恩講の時にしか読まれないものです。







コメント

初日お疲れさまでした。
今年の打敷はスゴい綺麗!冬の青空と渡り鳥を連想しちゃいます。
まだまだ初日ですが、今年の萬行寺の報恩講が大切に意味深いものになる事を念じております。
大谷大学は明日28日でほぼテスト期間が終了します。

  • mak
  • 2008/01/27 23:29
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