報恩講準備 6日目 2020年

今日で準備すべきことは一応終わりました。明日いよいよ荘厳します。とりあえずここで打ち上げ。労をねぎらって一杯飲みます。その後、御華束方は仕上げに入ります。

華方は一週間にわたって準備していただき、ありがたいことです。

これだけの時間を割いてまで華を立てていただくことが難しくなってきました。この状態がいつまで続くかはわかりませんが、できるまで続けるしかありません。

 

 

 

 

 「自分たちの報恩講」であるということを大事にするのであれば、どこまでもプロのような立派な華を立てることは無理なのしょう。大切なのは自分たち手で作ることです。真宗の宗門は門徒の志によって建立されてきました。

 親鸞聖人のご廟所である真宗本廟も聖人を慕う遺弟たちの念力によって相続されてきました。蓮如上人はこのことについて『御一代記聞書』において専修正行の繁昌は遺弟の念力より成ず」と語られています。これは遺弟の志によって相続されてきたものということでしょう。

その志に優劣をつけることはできません、なによりも大事なことは、これだけ時間を割いて華を立ててくださる一人一人の志が尊いのだと思います。

 

華方はこの御正忌の仏華を立てるために一年かかって松山の手入れをしてきました。御門と所有の山に100本ほどの松の苗を植えて育てました。その松の剪定を一年に何回か行いながら仏華を立てています。

今日お寺の仏華は込藁作りから始まります。今日では剣山が主流なのだそうで、込み藁はあまり使れていないと聞いています。お寺の仏華は花瓶に込藁を使用して立てます。報恩講は松一式で立てています。理由は様々ですが一週間の法要だと花が枯れてしまうことや、枯れると途中で華を差し替えなければいけなくなることが考えられるので松一式であると聞いています。それだけではなく、松一式が儀式としては重んじされることから松一式で立てているのだそうです。重んじされる形式としては直真の方が好ましいようで、一時期は直真で立てていましたがこの頃は徐真で立てられています。

 


 

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