2019.10.08 Tuesday
秋の永代経法要をお勤めします。
秋の永代経法要をお勤めする時節となりました。
この度の法要は阿弥陀如来の教え、浄土の教えが説かれたお経『浄土三部経』が読まれます。
浄土三部経とは、
『仏説無量寿経/上下巻』
『仏説観無量寿経』
『仏説阿弥陀経』
以上の4巻のお経からなり、阿弥陀仏の本願が説かれた経典です。
このお経を浄土教の祖師たちより大切に読み継がれてきました。
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ところで、浄土真宗では信者(南無阿弥陀仏とお念仏する人たち)を『檀家』とは呼ばず『門徒』と呼び習わされています。
その「門徒」とは、お寺とそこに所属する信者が「布施をする人」と「布施を預かる人」といった寺檀関係(檀家)でつながるのではありません。
どこまでも如来の教えを聞いていく仲間という意味があります。
その念仏道場に集う門徒に釈尊の直説である浄土三部経が説かれるのです。そしてそのみ教えをいただいてはじめて「ああ、大切なことだ」とうなずくのでしょう。そこに真宗(真実の宗教)が興ってくるのでしょう。
これが真宗寺院を支えてきた大きな原動力なのです。そういったことから教えを聞く者を門徒と昔から言われています。
教えを聞くも、聞かぬも、念仏するもしないもすべて習慣です。せっかく人間に生まれたのだから、まことの人に成って欲しいと願っておられる如来のご慈悲を聴聞いたしましょう。
お寺でお待ちしております。
住職さんからのお誘いで久しぶりにコメントします。
永代経法要に参加しようと思っています。どうぞよろしくお願いします。