報恩講準備 いよいよ大詰め!!

  • 2017.01.19 Thursday
  • 13:55

今日から準備の本丸に取り掛かります。いよいよ浜田郷と浦郷の総勢60名での餅つきとお華束(おけそく)作りが朝早くから始まりました。

まず餅を蒸籠で蒸します。すべて蒸すと3斗7升。

 

楽をしてはいけません。苦しみます。

大変なことは、大切なこと。

大変さや苦労が人を育てる。

 

 餅つきやお華束は、あえて昔ながらの製法で行います。集まっていただくご門徒さん方にはいつもお世話いただいてます。

これだけの人の手によって親鸞聖人の御仏事をお勤めするのは大変なことです。

その大変なことの中に御恩を見出すのが真宗門徒のこころではないかとも感じます。

 現代はなんでも機械化や人の手を借りなくとも楽に何でもできる時代だけに人々がつながりを失っている時代ともいわれています。しかし、お寺というところは人々の支えがなければ成り立たない場所です。餅つきや仏具のお磨き一つをとっても「機械で磨けばいいのではないですか」とか「今は昔とは違って餅は食べなくなったので、こんなに沢山餅をついても、家には家族が少ないしほかに食べるものがあって喜んで餅を食べる人もいない」とか「お餅の飾りもブロックみたいな積み重ねる道具があるから、それを使えばこんな大変なことをしなくともいいんじゃないですか」という意見をいただくこともあります。

しかし、それをしてしまうとお寺に集まるキッカケがなくなってしまいます。

これがなくなればお寺で法要が勤まることも知らない人が増えますし、自分たちのお寺であるという気概もなくなっていきます。ただでさえ衰退のしつつある時代にお寺が便利さや快適さだけを求めると、つながりが切れていきます。

 

 

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蒸した餅を棒で伸ばします。餅がさめる前に素早く伸ばさないと伸ばしてもすぐ元の形に戻ってしまい、均等に伸ばすことができなくなります。まさにスピード勝負です。見ているよりも案外に大変です。

 

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棒で伸ばした餅を40人くらいで大小合わせて5700個ほどくりぬいていきます。これでも内陣の荘厳の関係で随分と最近は数は少なくなりました。かつてはお華束の数がもっと多かったですから、以前より1000個ほど減っているのではないでしょうか。

ここではかなりシステマチックで誰でもできるようになっています。

 

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お華束つくりは、それぞれのお寺で様々な方法で作られているようですが、萬行寺の方法ではくり抜く分、無駄も多くでます。しかし、正確さと効率を考えるとこの方法が一番いいようです。それぞれの道具はご門徒の家具職人さんが作ってくださいました。これらはお寺の大切な財産です。

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一つ一つ串にさしていきます。報恩講は通常の作法では「須弥盛り華束」が基本ですが、ここでは「杉盛り華束」を作ります。

 

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おおよそ形が出来上がりました。

餅が乾燥する前に手早く刺していかなければ、形を整えるのが大変になってきます。

かといって、早く刺しても柔らかい分、串に刺した餅が重みで下がってしまい隙間が空いたりします。タイミングと速さが勝負です。また、その日の温度なども出来栄えにかかわってきます。

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みかんの産地、長与町の塩床から毎年みかんを志でいただき盛ります。形は完成。あとは色付けをします。

 

 

 

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