新一年生お祝い会

お寺というと一般的にはどのような印象があるのでしょうか。
お寺=お葬式というイメージが強くあると思います。
確かに誰か家族や身近な人のご縁でお寺に行く機会が多いことは間違いのないことですが、お寺では年間を通してお葬式以外でも色々な行事を行っています。例えば、最近はほとんどなくなりましたが仏前結婚式や初参式も行っています。
今ではお寺で結婚式?と言われる方が多くいますが、本来仏教徒であるならば、仏様の前で式を行うのが普通のことだと思います。しかし、自分の家庭にお内仏があることを知っていても、なんの違和感もなく教会などでおこなう人も少なくなくないようです。
 たまに法事などで「最近は自分の家には昔からお仏壇があるので先祖の供養では萬行寺さんにお世話になっています。と言われる方でも、家族の結婚式は教会のチャペルで行いましたとなんの違和感もなく普通に報告する方も少なくはありません。家にお仏壇もあって自分も自分の家族も仏教徒だと思っている人でも、結婚式となると教会でおこなうことになんの違和感も感じないということは不思議ですねぇ」というと、「そう言われればそうですねぇ」とおっしゃる方もたまにいるくらいで、あとは何のことを言っているのかという人も多くあります。こんな感覚を持っているのは世界の中でも日本人くらいではないでしょうか。しかし、これもあながちに批判できないことでもあります。

こうなったのはお寺側の責任も大きいことだと思います。
初参式や結婚式やお葬式、または今回の新一年生のお祝い式。どれも人生の大きな節目にお寺に参るというご縁が昔からありました。生まれたことを仏様にご報告し、亡くなるときには仏様と共にお浄土へ。人生の節目にご縁をつなぐ。これもそこに常に如来のご恩の深いことを表現しているのだと思います。


 今日は新しく小学校に入学される児童のお祝い会です。この企画は萬行寺の真宗婦人会が毎年行っている企画で、萬行寺の本堂が再建されてからが始まりですから、かれこれ30年以上になります。
時代も変わり、少子化の時代ですからお祝いに来る児童も少なくはなりましたが、それでも長く続ければ、それだけ次の世代へと移り変わり、かつて自分もお祝いされたというお父さんやお母さんもいらっしゃいます。


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