作上がり法要

津町の本格的な夏の到来は、鐘が賑やかに海に鳴り響くペーロン大会で幕を開けます。
ペーロンとは長崎に伝統的に伝わっているボートレース。本来のペーロンは海からの恵を神様に感謝する奉納の儀式で太鼓や笛や銅鑼などをならしながら勇壮に行われていたものだったそうですが、いつの間にか勇壮さではなくなって、互いの速さを競うボートレースになっていったようです。かつての神仏への感謝心も薄くなったということのでしょうか。昔の人々は野山を駆け回り、自然と共生して生きいた時代の人は自然の猛威や恩恵などの「人知」を超えたものに対して「畏怖の念」や感謝するということが、人間の力の決して及ばぬ大自然との共存方法だったのだと最近感じます。真宗の教えを聞きはじめた頃はそのようなことに対して関心が薄く、どちらかと言うと軽視してきた感がありました。しかし、とても大事なことがこの中にあるのだということも感じるようになってきました。
しかし、漁業もなくなってしまった今では、現代人の考え方に従うとこのような形に成るのでしょう。だからこういう形でしか残せないくなっているのも当然のことですね。しかし、本来の意義が分からなくなったのもやはり寂しい気がします。

ということで、今日から二日間作上がり法要が始まりました。今回は住職と役僧さんがお話をされました。
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