彼岸会 三日目

さすがに彼岸。日中は参詣は多いです。多いといっても満堂ではありません。参詣者は昔から足しげく通ってくる同行が多く、その同行も年々高齢化し、一人減り二人減り、後が続かなくなってきているのです。
それは私どもの努力がり足りないせいです。
環境や時代のせいにしてはいけません。しかし、あえていわせてもらえば、その背景の一つには、「核家族」と「少子高齢化社会」にあります。それに伴い、若者世代の生活に精神的にも経済的にも余裕がなくなってきたのが原因ではないかと考えられます。それでも一番大事な事は、お寺に時間を割いてでも仏法を聞きに来る魅力や価値を見いだせない我々の努力不足、そして環境作りが問題なのではないでしょうか。実に反省させられます。

 参詣者が減っていく。そのような状況を憂慮し、真摯に反省できていません。そして、お寺に居を構える者が危機感をもてないのはなぜでしょうか。他人事のようにいっていますが、その実は「まだ何とかなる」、「門徒はお寺に参って当たり前」。そのような過去の感覚に胡座をかいて、現代の状況を観ずる事が出来なくなって危機感を鈍らせているのではないでしょうか。都会では「門徒がお寺を選ぶ」ということも聞いています。しかし、お寺を運営は客商売でやっているのでありません。ですから門徒はお客ではないのです。しかし、そうは言っても、現代は悲しいかな患者が医者を選ぶ時代ともいわれています。寺院は門徒の数が多いから潰れないのではありません。信心の行者が居なくなれば宗教が枯渇し、立派な伽藍と袈裟を着ただけの葬式坊主を残して廃墟となるのです。
閉塞的ともいわれるお寺を、どのように地域とコミットし、このような実際社会の中で様々な悩みや苦しみを抱える人のただ中で、存在意義と価値を見いだしていけるか。このことは全ての事を一から見直さなければいけない時期に来ているのではないかとも考えています。




逮夜は三澤氏のお話。お話というよりも真宗門徒の作法について講議といったところでしょうか
今日の夜の参詣は相変わらず少ない参詣でした。みなさん夜の座にもぜひご参詣ください!
一生懸命行います。おねがいします!!

コメント
トラックバック
この記事のトラックバックURL