報恩講最終日/結願

如来大悲の恩徳は身を粉にしても報ずべし
師主知識の恩徳も骨を砕きても謝すべし



一週間の法要もいよいよ今日で最終日。これが一年の始まりでもあり、これまでの一年の終わりでもあります。


最終日は参詣の皆さんにお斎がふるまわれます。
今回の報恩講は天候も良く、雨も心配したほどひどくは降りませんでしたから、参詣も一年で一番寒い時期の法要ながらまずまずの参詣だったといえるでしょうか。

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報恩講 中日

報恩講は初・中・結といわれ、一週間のうちで初日と中日(ちゅうにち)と結願(けちがん)の3日が儀式としては重いといういわれ方をします。初日はお勤めも長く、お坊さんが身につける装束も重い法要の装束となっています。中日は親鸞聖人の伝記である「御伝鈔」が拝読され、いよいよ報恩講らしくなって行きます。御伝鈔は上巻と下巻の二巻に分かれていますので、上巻と下巻を毎年交代で拝読しています。
今年の拝読者は若院です。

報恩講初日

いよいよ報恩講の初日です。
何年か前の報恩講の初日には雪が降ったことがありましたが、今年の初日は寒いものの、それなりの天気。

一年間の集大成でもある報恩講は真宗の法要の中でも最も肝要とされ、法要の重要度も大きいため、初日は登高座と報恩講私記が読まれ、法要は大変重いものになっています。

『報恩講私記』は、単に『式文』ともいわれ、宗祖である親鸞聖人の報恩講の初日に拝読する巻物の聖教で、聖人に対する深い謝意が表明されています。
書かれたのは永仁二年(1294)、親鸞聖人の三十三回忌に本願寺第三代覚如上人。

内容は、総礼、三礼、如来唄、表白、回向よりなり、表白は、

(1)真宗興行の徳を讃ず
(2)本願相応の徳を嘆ず
(3)滅後利益

という三段に分けられ、第一段では、聖人は、天台の慈鎮和尚に就き、顕密の諸教を学び、修行に専念されたが、さとりを得難きことを知って法然上人に謁し、出離の要道は浄土の一宗のほかにないことに気づき、聖道の難行を捨てて、浄土易行の大道に帰し、自信教人信の生涯を送られた。真宗は聖人によって開かれたのであるから、念仏して報恩すべしと述べられている。第二段では、念仏修行の人は多いが、専修念仏の人は稀であり、金剛の信心の人は少ない。しかるに宗祖はみずから他力回向の信を得て、易行の要路を人びとに明かされた。まことに本願相応のご化導、これにすぎるものはないと述べられている。第三段では、遺弟たるものは、聖人の祖廟に跪(ひざまず)き、その真影を仰ぎ、聖人が撰述された数々の聖教を拝読して、この教法を弘めていこうとする決意を新たにするが、それが滅後利益の徳であると讃嘆されている。

初日の法話は住職。夜からは島根県の浜田からおいでいただいた岡本英夫先生です。



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これから報恩講が始まります!

新年も開け、すべてが日常にすっかり戻りました。
しかし、萬行寺はこれからです。いよいよ今日から報恩講が始まります。
長〜い二週間ですが、やりがいのある二週間です。



今日は新年互礼会。萬行寺では各地区にお寺との取り次ぎをしていただいている「講頭(こうがしら)」と呼ばれる役員が53名います。その講頭が一同に揃っての会合です。
新年の挨拶も兼ねての懇親会と報恩講の事始めでもあります。



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