大谷派のお盆の荘厳 〜切子灯籠〜

お盆近くになるとお参り先で「お盆の提灯はどうしたらいいでしょうか?」という質問を多く受けます。

大谷派の正式な荘厳は提灯ではなく上の写真のような『切子灯籠』と呼ばれるものを内陣脇の余間に吊るします。

一般家庭ではほとんど見られることのない灯籠です。

お盆前に本堂余間にかけますので本堂に上がって参考にしてください。
家庭のお内仏に掛けるならば、脇の柱に掛けるなど、仏間の状況に合わせ工夫しすると良いでしょう。 また、お墓や玄関先に灯すといわれる所謂「迎え火」等の提灯は正式に定められた作法はありません。したがって迷信に惑わされぬよう適宜判断して使用ください。

 

 

 

 

7月の法要ごあんない

=============ごあんない================

 

蝿一つ 打っては南無阿弥陀佛かな     小林一茶

 

かつて人々は山川草木や路傍の虫にも手を合わせて生きていました。すべてのいのちと共に生きる中で頭の下がる心を育んできたことでしょう。
その一方、私たちの生活はかつてのような時代とは決定的に何かが違う。そう感じることはないでしょうか。この違和感は一体何なのでしょう。

 昔より、田植えが終わると農作業のために無数に殺した虫たちのいのちを拝むため、門徒相寄ってお寺で「作上がり法要」を勤めてまいりました。

私たちはこれまでに頂いてきた無数のいのちに頭が下がったことがどれほどあるでしょうか。今一度、私たちの在り方を仏法に訪ねてまいりたいと思います。夏のひととき、お寺でお待ちしております。 

                              御門徒各位 萬行寺

 

講師:内藤 義英 師 (愛野町 光西寺前住職)

 

日時

時間

お勤め

詳細

12日(金) 10:00 ~ 12:00 お勤め:正信偈/念仏/和讃/御文

19:30 ~ 21:00

お勤め:正信偈/念仏/和讃/御文

13日(土)

10:00 ~ 12:00

お経(仏説阿弥陀経)/正信偈

兼修/真宗婦人会 物故者追弔会

 

〈  携 行 品  〉
●大 谷 聲 明 集(上)・・・・・・・※『大谷聲明集』をお持ちでない方は「大谷派勤行集(赤本)」を持参ください。
●肩 衣
●念 珠
(※肩衣や勤行本、その他、お経・書籍などはお寺で購入できます。)

 

作あがり案内1

 

作あがり案内2

 

長崎教区 秋安居(しゅあんご)

http://img-cdn.jg.jugem.jp/a78/2168197/20110814_2144228.jpg日から3日間にわたって長崎教区2018年度の秋安居(しゅあんご)が行われます。(7月から新年度のため、2018年度です。)
長崎教区の秋安居は70年以上昔、西坂(現在の長崎駅前にある26聖人殉教の地)に長崎教務所があった時代に『夏期講習会』として始まったのに由来するそうです。

になると、教区内の住職や若院。あるいは法務員が柳行李を担ぎ、暁烏敏、金子大榮、曽我量深などの浩々洞(こうこうどう)の錚々たる諸師方の講義を聴聞にきていたと言われます。この伝統が受け継がれ、西坂から現在地である筑後町に教務所が移転しても相変わらず浩々洞出身の先生方が出講されていたそうです。

昭和45年には曽我量深先生が老体を押してまでおいでになられ、昭和46年に御遷化されました。その頃、長崎教区で『秋安居/しゅあんご』という名前で呼ぶようになったと言われています。

 

以前は長崎教務所で行われてきましたが、今日では東本願寺佐世保別院で毎年行われています。集まってくるのは住職だけではなく、各寺院の法務員さんや坊守さんも集まり、総勢50人以上の聴講者で本堂がいっぱいになります。現在の長崎教区は寺院数が50ヶ寺ありますので、それを考えると50人を超える出席率は多いのではないかと感じます。

来ならば、安居というのは、本山の本講の先生がおいでいただいて講義されるのですが、長崎の場合は、そういう先生方をお呼びせず、聴講したいと思う先生方においでいただいていますから、いわば純粋な安居ではないそうです。本講の先生方を呼ぼうという声もありましたが、初心を忘れず現在でも「夏期講習会」のスタイルをとっています。


つて安田先生は曽我量深先生にこういわれたのだそうです。「「安田君、あなたは、長崎に行ってみなさい。長崎の皆さんは、威儀正しく墨袈裟を掛けて正座をしているんだ。そこにあなたは行ってください」といわれてきたのだ」という話を聞きました。

 

講師:古田和弘先生。(九州大谷短期大学名誉学長)

講題:観経疏 玄義分に学ぶ

 

おとなの寺子屋講座 もしもに備えて知っておきたい仏事 〜満中陰・四十九日編〜

毎月25日は蓮如上人・法然上人のご命日として『おとなの寺子屋講座』を行っております。

この講座も6月でいよいよ2年目に入ります。

 

この『もしもに備えて知っておきたい仏事』シリーズですが、今回は5回目。

満中陰(四十九日)編です。

満中陰は、いわゆる年忌法事と同じような作法でおつとめします。

お内仏を中心としたお荘厳を心がけ、有縁の人たちと亡き人を偲びながら仏法を聴聞させていただく大切なご縁です。
 

次回はいよいよ総集編。

これでひとしきり終わりになります。

次の展開については目下検討中です。ご意見・乾燥などありましたら、参考したいと思います。どうぞお寄せ下さい。

 

 

 

萬行寺真宗婦人会 総会

 今日は年に一回の萬行寺真宗婦人会の総会です。

朝から大勢の会員が本堂に集まりました。

全部で100名ほどが参加。全会員が約400名近くいますので、ざっと計算すると4人に一人が出席ということになります。

ここ何年間では一番多い参加数ではないかと思います。

今年度の行事といくつかの議題について協議されました。

今年度は2年に一回の一日研修。それから婦人会会旗についての協議が行われました。

萬行寺真宗婦人会では会員が亡くなられた際の葬儀に会員が婦人会の会旗を持参して揚げていましたが、この会旗の取り扱いについて様々な意見が上がり、高齢化などの理由により葬儀の際には掲げないことが協議され、その結果今日のような総会や婦人会の行事の際に掲げる事に決まりました。

この会旗は、萬行寺の現本堂が昭和54年に再建された際に真宗婦人会がその記念として掲げるようになりました。そのほかに本堂の外陣に下がっている金灯篭。または記念事業として『新入学児お祝い会』などが新しく行われるなど積極的に活動を広げ、現在のような婦人会組織を形成してきました。そのお陰で現在ではこれだけの会員にその意思が受け継がれています。

しかし、その会旗は真宗婦人会の願いを形に表したものではありますが、この度会員全員に会旗掲揚についてのアンケートを実施しましたところ、その多くに「持ち運べなくなった」。あるいは「意義がわからない」など様々な問題が生じています。そこでアンケートの結果を受け、役員全員で協議の末、葬儀の際には掲げないとの決断をすることとなりました。

 

組織というものは栄枯盛衰色々ですが、これもその習いでしょう。しかし、改めて考えてみればこれだけの会員が総会に集まるという事実は見逃してはならないことです。

 長い間の積み重ねによってできたものを壊すのは簡単ですが、衰退したものをもう一度掘り起こすのも大変です。それだけに願いがかけられていることに想いを馳せることは大事ではないかと考えさせられました。

 

 

 

春季 永代經法要

テーマを『念仏するこころ』と題し、17日から19日までの3日間永代經法要をお勤めしました。(講師:浮辺泰祐氏)。

先生は初日の夜と二日目の日中の2座お話いただきました。

有ること難きご縁でした。浮辺先生は来年の夏にまたおいでいただきます。

長崎教区仏青 第4回長崎寺スクール

春の永代経法要がつとまります!

永代経法要を上記の日程にて厳修いたします。

今回のテーマは「念仏するこころ」です。

永代経法要は永代にわたってお経(おしゃか様の教え)が読誦され、お釈迦様のみ教えに直接触れる機会をいただく法要です。

その法要に参詣する意義とはなんでしょうか。

私はこのように感じています。

お経(=お釈迦さまの教え)とは、私が「悲しみや苦しみの多い人生であっても、いただいたいのちを精一杯に生き抜いてほしい」と願われている人間存在であると教えてくださいます。

そのことに「目覚めさせるはたらき(=ブッダの法)」にであう絶好のご縁なのです。

この「人間に生まれる」ということを親鸞聖人が師の一人と仰がれた源信僧都の作とも伝えられている念仏法語(横川法語)には次のように記してあります。

 

それ、一切衆生、三悪道をのがれて、人間に生まるる事、大きなるよろこびなり。

身はいやしくとも畜生におとらんや、家まずしくとも餓鬼にはまさるべし。心におもうことかなわずとも、地獄の苦しみにはくらぶべからず。世のすみうきはいとうたよりなり。人かずならぬ身のいやしきは菩提をねがうしるべなり。

このゆえに人間に生まるる事をよろぶべし。

                  念仏法語(横川法語)伝源信僧都   真宗聖典p961

 

このように、ブッダの教えに出遇うということは、人間であることの悲しみに触れて、その悲しみの底から人間に生まれたことのよろこびをふつふつと感ずる。そのようなものではないかと思います。

なお、お寺の法要は、門徒・未門徒・宗派・宗教/先祖の有無に関係なくどなたでもお参りできます。

今年の五月は超大型連休。10連休後は忙しいかとは存じますが、どうか万障繰り合わせてご家族や友人などを誘い合わせて参詣くださいますようご案内いたします。